ヤマダ電機は2015年の5月、6月で約50店舗近くを閉店すると発表があり、「ヤマダ電機もそろそろ危ないのかな〜」とざっくり思っていました。
しかし、ここに来て八重洲口へ大型店舗をオープンしました。
景気が悪いのか?良いのか?どっちなんだろう?
店舗閉鎖の背景
店舗閉鎖というと赤字が続いてどうにも資金繰りが困って閉鎖・・・という印象が自分にもありました。
そのため「そろそろ危ない?」という印象が自分にはありました。
ヤマダ電機のIR情報から売上を見てみると、23年がピークでそれ以降落ち込んでいます。
ピークは同様に23年ですが、25年に大きく落ちています。
つまり、売上を食いつぶしている経費が発生していることが分かります。
多店舗戦略の限界
ヤマダ電機は店舗数をどんどん増やす多店舗戦略をしていました。
しかし、人口現象の今の日本では、店舗が飽和してしまい逆に経費が伸びていく結果になって利益の大幅減になったのですね。
実際に自分も地方に住んでいるのですが、車で30分に行ける距離に3店舗あります。
※ただ、この店舗は整理対処にならずまだありますが正直、ガラガラです・・・
先手をうったヤマダ電機
売上・利益の減少を受けて、最悪な状態になる前に採算の合わない店舗を閉店し経費減を抑える対策は判断が早いと思いました。
しかし、なぜ大型店舗をあらためてオープンしたのでしょうか?正直、「Concept」と店名に付いている割にはびっくりうするようなポイントが見られないのが残念です。
この出店が売上・利益の増につながるか今後期待したいです。
まとめ
ニュースで「閉店」の内容を見ると、赤字ではなく利益減の背景が見えない状況でした。
売上や利益をトレンドでみて行くって非常に大切ですね。