アフィリエイトを始めるにあたってWebサイトを公開する必要があります。
大きく分けると「ブログサイト」と「独自サイト」の2系統にわかれると考えています。
個人的感想ではありますが、それぞれのメリット・デメリットをまとめると以下の感じになります。
項目 | ブログサイト | 独自サイト |
---|---|---|
例 | アメブロ Seesaa hatena など |
レンタルサーバ |
料金 | ○ | △ |
集客 | ◎ | × |
自由度 | △ | ◎ |
広告 | △ | ○ |
スキル | ○ | × |
料金の比較
ブログサイトは制限はありますが無料での利用が多いです。
制限を解除する場合は有料プランへの移行が必要になるようです。
サイト | 制限 | 有料プラン |
---|---|---|
アメブロ | 容量10GB 画像アップロード制限1回2MB |
容量アップ(無制限) ・画像アップロード制限(5MB/回):194円/月 広告はずし : 1008円/月 |
Seesaa | 容量2GB | 容量10GB:300円/月 |
hatena | 写真アップロード上限300MB/月 | 写真アップロード上限3GB/月・広告非表示など:600円 |
WordPress.com | 容量3GB | 容量10GB・広告非表示・独自ドメイン:11800円/年 |
独自サイトはレンタルサーバを借りて自分でブログサイトを立ち上げるものです。
少額ではありますがレンタルサーバを借りるため費用が発生します。
サービス | プラン名 | 容量 | 独自ドメイン | サポート | バックアップ | 初期費用 | 月額費用 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ロリポップ | ライト | 50G | ○ | ○ | × | 1500円 | 250円 |
さくらレンタル | スタンダード | 100GB | ○ | ○ | ○ | 1026円 | 515円 |
※プランはWordpressが利用できる最低プランを掲載しています。
集客の比較
ブログサイトは一つのサイトの中に複数のテーマのブログが混在している状況のため、自分のブログ記事が少なくても、サイト内検索だけではなく、Googleなどの検索エンジンでもヒットすることがあります。
そのため、ブログ開設してすぐに流入(サイトへ訪れるユーザ数)を確保することも可能です。
しかし、独自サイトの場合は開設当初はコンテンツ数も少ないため、Googleなどの検索エンジンでも上位に表示されることがほとんどありません。そのため、サイト開設をしても期待できる流入が得られるまでは半年はかかると考えておいたほうが良いです。
自由度の比較
アメブロやSeesaaなどのブログサイトを利用している場合は、デザインはある程度決められた中から選択するのみとなります。また、日記型コンテンツ特化のサイトのため、アフィリエイトサイトなどでよく見るコンテンツページ(例:株式投資初心者ガイド)の作成に制約が多いと思います。
独自サイトは構築からすべて自分で行うためデザインや記事の表示方法など自由に設定出来ます。
ただし、凝った表示をしようとした場合はプログラムのスキルなどある程度は勉強が必要になります。
広告の比較
ブログサイトは自分の意図しない広告記事が表示されます。
そのため、個人がAdsensなどの広告を掲載した場合に広告が多いサイトに訪れた人は感じてしまうこともあるかもしれません。
また、サイトにて自動に表示される広告の収入はブログサイト側へ入るため、個人の収入にはなりません。
独自サイトの場合は広告は自分の意図したもののみが表示されるため、広告収入はすべて個人に入ります。
ただし、独自サイトは費用が発生しているため、収入が費用を上回らないと収益にならない点も注意が必要です。
スキルの比較
ブログサイトは簡単な契約を済ませればすぐに利用ができるため、インターネットの利用が慣れている人であればそんなに高いスキルは必要となりません。
独自サイトはサイトの契約後、ブログサイトの構築やドメイン設定、サイトの初期設定などとスタートするまでにまでにやることが多いです。ただ、最近ではレンタルサーバ側でWordpressが導入済みであったりと、この敷居も下がっているように感じます。
また、少し変わったデザインを利用したい場合などはプログラムをいじる必要がるため、PHPなどのプログラム言語の勉強も将来的には必要になるかもしれません。
まとめ
自分の観点ではありますが「ブログサイト」と「独自サイト」での比較をしてみました。
初めて運営を始めるのであれば、極力費用は抑えたいところなので「ブログサイト」を選択する人が多いと思います。
しかし、アフィリエイトを本気でやるのであれば、カスタマイズのスキルアップ、広告表示の制御を考えると「独自サイト」を視野に入れたほうが良いと思います。
レンタルサーバでも低額プランから初めて拡張も可能ですし、独自ドメインを利用することで今後のサイトを引っ越しも可能になります。